総合防災訓練IN高萩
平成28年8月27日(土)高萩市において大規模な総合防災訓練が
執り行われました。
この中で茨城県歯科医師会、日立歯科医師会
、高萩市歯科医師会は高萩スポーツ広場、秋山小学校・高萩小学校において
1.救援救護訓練への参加
2.『災害時の口腔ケア』の講演
3.口腔清掃器具の配布
4.災害時の口腔治療器具の展示
を行いました。
茨城県歯科医師会では避難場所で救護に当たる班を編成する一方で
JMATと同行する別動隊を編成し各避難場所での情報を迅速にトップに
上げる訓練をしました。
茨城県歯科医師会では阪神淡路大震災・東北関東大震災での教訓を
生かすために日本ではおそらく初めて災害口腔科を考えたであろう
神戸常磐大学短期大学口腔保健科 足立了平教授を独自にお招きし
大規模災害時の口腔保健に関する講習会を行ってきました。
大災害での関連死の4分の1が肺炎によるもので、その80%が
口腔内細菌由来のものと言われている。そして災害時の口腔内ケア
によって少なくともこの半数の命が助かるともいわれている。いかに
避難場所での口腔内ケアが大切であるかがわかる。
因みに残りの4分の3の死因はストレスや持病などから来る
血栓関係由来の病気であること事もわかっている。