日立歯科医師会は、120名余の歯科医師で構成されており、県北地区(日立市・高萩市・北茨城市)の歯科公衆衛生の普及と向上を図り、市民の皆様の健康と福祉を増進すべく様々な事業・活動を行う団体です。
人は、色々な食べ物をお口で食べ、食道、胃、腸を通って体の外に排出され、そして生きるために必要な栄養を補っております。お口は消化器官の入り口となるのです。その入り口となるお口に中に悪い細菌が常在していたとしたらどうなるでしょうか?
私たち歯科医師は、『お口の健康が全身の健康に繋がる』ことを市民の皆様に知っていただきたいと様々な事業や活動を展開しております。
県北地区は、茨城県内でも市民の高齢化率が進んでおり、主に高齢者福祉に注目されがちですが、妊娠・出産・育児・子育て・就学・就職・出会い・結婚など、様々なライフステージにおいても充実した支援策が行われております。
私たち日立歯科医師会では、むし歯や歯周病治療などはもちろんのこと、「乳幼児歯科健診」「就学時歯科健診」「県北地区中学校において禁煙教室」「企業健診への歯科健診導入」「各コミュニティにおける歯科出前講座」「口腔がん検診の実施」「高齢者への健康講座」「市民公開講座」など、幅広い世代の市民の皆様が健康で長生きして頂くために様々な事業を行っております。
『食べることは生きること』『生きることは食べること』
これからも、市民の皆様のQOL(生活の質)の向上のために、日立歯科医師会は積極的に歯科保健活動を展開し、健康寿命の延伸に努めてまいります。
結びになりますが、90年超の歴史を重ねた日立歯科医師会では、従来の格を壊す「破格」の勇気と、新しいものを創りだす「創格」の気概を胸に秘め、「人生100年時代」の中、20年先を見据え、時代に必要とされる事業・活動を展開してまいります。
そして、『人に愛され、信頼され、尊敬される』日立歯科医師会を築き上げるため、粉骨砕身取り組んでまいります。